
年齢感や疲れが表れやすい目元。40代を過ぎてから、目の下のたるみやクマが目立ちはじめ、「ピンと張っていた目元に戻りたい」と思う人も多いかもしれません。
私もそんな1人で、鏡を見るたびにストレスを感じていました。そんな中、思い切って45歳で目の下のたるみ・クマ取りの美容整形「裏ハムラ法」を受けることに。
この記事では、手術の体験談やビフォー&アフター、ダウンタイム経過、「プリモ麻布十番クリニック」の感想や費用などをリアルにご紹介します。
「裏ハムラ法をしたいけど、ダウンタイムが心配」「裏ハムラ法で絶対に失敗・後悔したくない」と不安に感じている方のヒントになればうれしいです。
「目の下のたるみ・クマ取り」を受けようと思った理由

私が目の下のたるみ・クマ取りの美容整形を受けようと思った理由は、ズバリ「実年齢(45歳)よりも老けて見える」ように感じていたから。
こちらの手術前の写真のとおり、両目の下にたるみがあり、それによってクマができていました。
特にストレスだったのがオンライン会議。Web画面には肌の濃い部分がはっきり映るため、目の下のたるみとクマが強調されていました。
コンシーラーを塗ったりとメイクを試行錯誤するも、全く効果なし・・・。
40代に入ってからはさらに気になり、画面中の「老けた自分」に耐えきれず、45歳で美容整形に頼ることを決意。
費用は数十万と高額ですが、ライターという仕事上、Webで打合せやインタビューすることが多い私にとっては、価値ある投資と判断しました。
プリモ麻布十番クリニックで手術

手術したクリニックは、「プリモ麻布十番クリニック」。数ヶ月前に鼻整形を受け、仕上がりに大変満足できたことが決め手です。
また技術面だけでなく、院長の大場先生の柔らかなお人柄や、プライバシーが保たれた完全個室の待合室とメイクルームも大きなポイントでした。
なお同クリニックは、麻布十番駅に直結しているので、電車からのアクセスが抜群なのも気に入っています。
脱脂と裏ハムラ、どっちが目の下のたるみ取りにいい?

目の下のたるみ取り・クマ取りの手術といえば、「脱脂」と「裏ハムラ法」の2つがよく挙げられます。
脱脂はたるみの原因となる余分な脂肪を取り除く施術であるのに対し、裏ハムラは脂肪を膨らんでいる部分から窪んでいる部分へ移動させるというもの。
どちらも人気の施術のようで、ネットでは「脱脂、裏ハムラどっちがいいのか」という論争が巻き起こっていますよね。
私自身、どちらが自分に合っているのかわからなかったのですが、大場先生から提案されたのは「裏ハムラ法(下眼瞼切開術)」。
聞けば、たるみの状態や脂肪の量などからが「裏ハムラ法」が適応とのこと。
ネットの情報の中には「脱脂は目の下が窪みやすい」というものもあったので、迷うことなく「裏ハムラ法」の施術を申し込みました。
術前から術後までの流れ
ここでは、手術の流れを簡単にご紹介します。
1.手術着に着替える
2.手術(静脈麻酔)
3.手術終了後、リカバリールームに移動
4.安静
5.用意されたジュースとチョコレートで糖質補給
6.帰宅
手術時間は90〜120分。前回の鼻整形は全身麻酔下で行いましたが、今回は時間が短いため静脈麻酔でした。
どちらも完全に眠ってしまう点は同じでしたが、時間が短い分、裏ハムラ法の方が目覚め後の回復がスムーズで、問題なく電車で帰宅できました。
裏ハムラ法(目の下のたるみ取り)のビフォーアフター

それでは、施術前と施術後の変化を見ていきます。
施術前はたるみによるクマが目立ちますが、施術後は凹凸がなくなり、ほぼフラットに。
目の下がスッキリしたことで、老け感はかなり改善されたと感じます。
(撮影場所が異なるため、施術後の肌が白く見えますが、肌加工は一切していません)
裏ハムラ法を受けてよかったこと
続いて、裏ハムラ法(目の下のクマ・たるみ取り)を受けてよかったと思うポイントを具体的にお伝えします。
顔全体が明るくなり、垢抜けた

目の下のふくらみとクマが消えたことで、顔全体が明るく見え、垢抜けた印象になったと感じます。
凹凸がなくなったことだけでなく、目元のハリが復活したのもうれしい変化でした。
メイクの手間が減った

施術前はふくらみとクマを隠そうと必死になってコンシーラーを塗っていましたが、今はその手間が不要になりました。
メイクが薄くなったことで、顔全体が自然な雰囲気になったのもよかった点です。
裏ハムラ法(目の下のたるみ・クマ取り)のダウンタイム
ここでは、裏ハムラ法のダウンタイム経過をご紹介します。
パンパンな腫れや血の涙、どろっとした涙など、かなりお見苦しい写真が続きます。苦手な方はお控えください。
手術当日

帰宅直後です。目の下に内出血がうっすら出現しましたが、顔全体の腫れはそれほどありません。
時々、目の下周辺に「チクッ」とした痛みを感じましたが、余裕で耐えられるレベル。
が、「意外と余裕かも」と思ったのも束の間、この数時間後から想像を絶する悲劇が始まるのです...。

就寝前、なんと両目から血の涙が出てきました!
結膜側の傷からの出血で手術後によく起こることのようですが、鏡を見た時はかなりびっくりしてしまいました。
手術後1日目

施術翌日。血の涙は治まりましたが、顔全体が腫れました。
特に目の下まわりはパンパン! 上まぶたも腫れたので、目をしっかり開けられませんでした。
数年前、高須クリニックでフェイスリフトしたときも相当な腫れでしたが、裏ハムラは粘膜を切開する分、顔全体に熱感があったのが大きな違いでした。
まただるさにおいても、フェイスリフトよりひどかったです。
さらにこの日から、白目の表面にブヨブヨしたゼリーのようなものが付着し、モノが見えづらくなりました。
クリニックに聞いたところ、ゼリーの正体は「結膜のむくみ」が原因で、術後によく起こる現象なので問題ないとのこと。
一方で、目がかすんでパソコンの文字がよく見えなかったので、パソコン仕事に集中できなかったのが予想外の痛手でした。
手術後2日目

術後2日目。目の下の膨らみは多少引いたものの、顔全体の腫れが強まり、むくみが出てきました。
目の下には濃い赤紫色の内出血が出現。
さらに、どろっとした白い涙が一日中で続けたので、顔の下半分はもうグチャグチャに...。
手術後3日目

術後3日目。顔全体の腫れや目の下の膨らみはだいぶ落ち着いてきました。
目の下の内出血の一部が黄色く変化してきました。
手術後4日目

術後4日目。昨日、腫れが引いたと思いきや、顔全体が一気にむくみ始めました。
特に顔の左半分は「親知らずを抜いたの?」と思うような膨らみっぷり。さらに内出血の黄色味が増してきました。
手術後5日目

術後5日目。むくみがさらに強まりましたがこの日がピークで、ここから4日間で徐々に引いていきました。
手術後10日目

術後10日目に入ると、目の下の内出血が少し残るものの、顔全体の腫れはかなり引きました。
手術後11日目

術後11日目。昨日「やっと腫れが引いた!」と喜んだのも束の間、なんと左目から血の涙が溢れ出てきました。
急遽クリニックで診察してもらったところ、どうやら感染の一種とのこと。抗菌作用のある目薬を処方していただき、5日ほどで治まりました。
裏ハムラ法を受ける場合、仕事は何日休む必要ある?

裏ハムラ法の仕事復帰のタイミングとしては、手術したことが「職場の人にバレてもいい場合」と「バレたくない場合」で大きく変わってくるといえそうです。
私自身のダウンタイムを踏まえると、バレてもいい場合は、術後6、7日後が最短だと思います。
とはいえ目の下に腫れや内出血がまだあるので、マスクは必須。なお6日以下だと、マスクをしても目の下のパンパンに膨らんだ腫れを隠せないので、多くの人の視線を集めてしまいそうです。
反対にバレたくない場合は、術後10〜12日後が理想的だと感じます。
なお、リモートワーク可能なデスクワークなら、術後翌日から復帰できると思います。
ですが、私のように熱感やだるさがひどいと、普段通り仕事をするのが難しいこともあるかもしれません。
裏ハムラ法のダウンタイム中、辛かったこと
ここでは、裏ハムラ法(目の下のクマ・たるみ取り)のダウンタイム中、特に辛かったことを3つご紹介します。
目のかすみ

手術翌日から白目に出現した「ブヨブヨしたゼリーのようなもの」は、2週間ほど続きました。
日常生活に支障はないものの、文字が見えづらくなるので、パソコン仕事をする私にとっては大きな痛手でした。
熱感とだるさ
前述したとおり強い熱感やだるさがあり、ほとんど風邪のような容態でした。
なので、近所への買い物はもちろんのこと、料理や掃除をするのもかなり億劫。
正直、「たかがクマ」と甘く見ていたのですが、しんどさという点では、フェイスリフトや鼻整形よりもはるかに上回っていました。
術後2週間は運動できない

プリモ麻布十番クリニックからは、手術後2週間は運動を控えるように指示されました。
私は毎日のようにジムで筋トレやランニングをしているため、日増しに体がなまっていく感覚がとても辛かったです。
日常的に運動している人は、それなりに覚悟しておいた方がよいかもしれません。
裏ハムラ法(目の下のクマ・たるみ取り)にかかった費用
今回の手術にかかった費用は以下のとおりです。
裏ハムラ法(下眼瞼切開術) 495,000円
静脈麻酔 75,000円
術後感染症補償プラン代 33,000円
指名料 45,000円
採血、心電図、胸部レントゲン 22,000円
総額 670,000円(税込)
プリモ麻布十番クリニックの感想
前回の鼻整形に続き、2回目の施術となった「プリモ麻布十番クリニック」。
指名料が発生するうえ、裏ハムラ法や静脈麻酔をはじめ、料金は他のクリニックよりやや高めという印象を受けます。
ですが、期待以上の仕上がりとなったので、十分価値に見合う金額であったと思うところです。
冒頭でも書きましたが、駅から直結なので、手術後の帰宅やダウンタイム中の通院がラクなのも、あらためて大きなメリットに感じました。
裏ハムラを受けて、見えてきた反省点

前回の鼻整形のときと全く同じですが、「もっと早く受けておけばよかった」という気持ちでいっぱいです。
私の場合、目の下のたるみとクマが気になり始めたのは35歳でしたが、顔全体に与えるインパクトの大きさを考えれば、30代のうちに受けておくべきだったと思います。
とはいえ当時は結婚していて、整形することはまず不可能だったので、これもまた人生なのかもしれませんね...。
まとめ:裏ハムラ法は老け感を改善し、明るい印象を目指すことができる施術
いかがでしたでしょうか?
プリモ麻布十番クリニックでの裏ハムラ法の体験談をご紹介しました。
ダウンタイム中は腫れや出血、涙、目やに、むくみと色々大変でしたが、目の下がすっきりして老け感が改善された今となっては、手術して大正解と感じます。
とはいえ、ネットやSNSでは失敗例も散見されるため、「裏ハムラをしたいけど失敗が怖い」「ダウンタイムの腫れや痛みが心配で、なかなか一歩踏み出せない」という人も多いかもしれません。
この記事が、そんな方々の一助になればうれしいです。