
「エラが張って顔が大きく見えてしまう」
「ホームベースのような四角い輪郭で悩んでいる」
「フェイスラインをすっきりさせたいけれど骨切りはしたくない」
齢を重ねるにつれて、そんな悩みを抱えている方も多いかもしれません。私もそんな一人で、40代に入ってからは、加齢に伴いエラ張りが加速。そんな中、44歳で、注射だけでエラ張りを解消する美容施術「エラボトックス」を高須クリニックで受けてみました。
この記事では、注射の痛みやビフォーアフター、後悔したことなどをリアルにお伝えします。
「高須クリニックのエラボトックスは他院より高いけど何が違うの?」「40代以降でエラボトックスするとたるみやすいって本当?」と疑問を感じている方の参考になればうれしいです。
エラボトックスとは

まず、エラボトックスについてあらためて簡単に説明させてください。(さまざまな美容クリニックのホームページを参考にしています)
エラボトックスとは、筋肉を縮小させる作用があるボトックス製剤を、エラの筋肉に注入し、小顔にする美容施術のこと。
手術を行わず、注射だけでエラ張りを解消できるため、気軽にできる小顔整形として人気を呼んでいるようです。
なお、ボトックス製剤にはいくつかの種類があり、アメリカ製や韓国製、ドイツ製、イギリス製などが代表格。
ネットでリサーチしてみると、アメリカの「ボトックスビスタ®」と、韓国製の「ボツラックス」「コアトックス®」を使用している美容クリニックが目立ちます。
「ボトックスビスタ®」は韓国製よりも価格が高いのが特徴。その理由として、ボツリヌストキシン製剤の先発品であること、厚生労働省から正式に承認されていることなどが背景にあるそう。
対して後発品である韓国製の製剤は、アラガン社の製品より安価のため、コストを重視する人に人気のようです。
エラボトックスを受けようと思った理由

私がエラボトックスを受けようと思った理由は、40歳を過ぎてからエラの張りが目立ってきたと感じたから。
ネットで調べてみると、加齢とともにエラの筋肉が収縮することが原因のひとつと判明。
さらに顔全体のたるみや脂肪が組み合わさって、エラの張りが強調されてしまうそう。
44歳になったときには、エラの張りだけでなく、頬のたるみも気になり、エラボトックスとフェイスリフトを受けることを決意したというわけです。
高須クリニックを選んだ理由

「高須クリニック 名古屋院」を選んだ理由は、例に漏れず、高須幹弥氏のYouTubeを視聴したことがきっかけです。
フェイスリフトの記事にも書きましたが、高須幹弥氏のカウンセリングは想像以上に淡々としていて、気になる点があったのも事実。
とはいえ他のクリニックを検討するのが面倒で、その場で施術を申し込みました。
そう。極めて重要な「料金」さえも比較しなかったのです。
高須クリニックのエラボトックスは、 165,000円(税込)。
一方で、他のクリニックに目を向けると、40,000円〜100,000円が相場といえそう。
この記事を書いている今なら、その費用感から、高須クリニックではまず受けないでしょう。
ですが、当時(2年前)は美容整形ほとんど初心者。
「早くキレイになりたい」という気持ちが先走り、料金は完全スルー。勢いにまかせてカウンセリング当日にエラボトックスを受けたのでした...。
高須クリニックのエラボトックスはなぜ高いのか?

高須クリニックの公式ホームページでは、使用するボトックス製剤について以下のように説明しています。
肌への効果の高さを考え、純度が高い長期間持続型のボツリヌストキシンを厳選。他院で受けたボツリヌストキシン注射で効果が出なかった人もご検討ください。中国製のボツリヌストキシンは一切使用していません。
高須クリニック公式ホームページより引用
高須クリニックでは、効果を最大限にできる様に、質の良いボツリヌストキシンを高濃度で使用しており、きっと満足していただけると思います。
高須クリニック公式ホームページより引用
あくまでも「質の良いボツリヌストキシンを高濃度で使用」という表現で、他クリニックのように、製剤名や単位を公表していません。
一方で、料金については以下のように説明しています。
また、当院は、研修医が終わったばかりの医者、美容外科未経験の新米の医者などは雇わず、経験豊富なベテランの医者しかいません。そのため、技術レベルが高く、患者様の満足度が高いです。
高須クリニック公式ホームページより引用
この内容から、エラボトックスの料金の高さにおいても、「ベテラン医師が多い=人件費が高い」ことが理由のひとつといえるかもしれませんね。
エラボトックスの効果は?ビフォーアフターを解説

それでは、施術前と施術後の変化を見ていきます。
エラボトックスの効果のピークは注射後1ヶ月頃とされますが、フェイスリフトを11日目で受けたので、エラボトックス単体の効果をみるため10日後と比較しています。
施術前はエラの張りとともにフェイスラインがぼやけていましたが、施術後はすっきりしました。
また、エラの張りが改善されたことで、頬がシャープになったように見えます。

併せて、5週間後の状態もご紹介します。
フェイスリフト+頬の脂肪吸引を受けたため、フェイスラインがすっきりしたのは当然かもしれませんが、それでもエラの張りの違いは歴然。
エラ張りが改善したことで、顎のラインがシャープになり、顔全体のバランスが整ったのもうれしい変化です。
一時期はエラ削りを視野に入れたことがあるのですが、骨切りとなると料金やダウンタイムも相当なもの。
注射だけでこれだけエラの張りが解消されたと考えれば、コスパ・タイパともに最高だと感じます。
なお、ネットでは「40代のエラボトックスはたるみにつながる可能性もある」という情報も散見されますが、そのようなことはありませんでした。
エラボトックス注射の痛みはどのくらい?
施術中の痛み
注射前に麻酔クリームを塗ってもらえたため、「チクっ」と感じたものの、余裕で我慢できる痛みでした。(個人的には、唇のヒアルロン酸注射の方が10倍痛かった)
注射はベットで仰向けになった状態で行われ、トータルで10分もかかりませんでした。
施術後の痛み
注射後は内出血や腫れが生じることはなく、痛みもほとんどなし。ダウンタイムはほぼなかったといえます。
高須クリニックでエラボトックスを受けて後悔したこと

高須クリニックのエラボトックス体験で後悔したことは、ズバリ「料金相場をリサーチすべきだった」のひと言に尽きます。
上述のとおり、フェイスラインがすっきりしたので、仕上がりには満足しています。
とはいえ、相場よりはるかに高い料金だったと気づいた今となっては、モヤモヤした気持ちにならざるを得ません。
施術を担当したのは高須幹弥氏。それこそ同クリニックが謳うように「技術レベルが高い」のかもしれませんが、注射においては腕はそれほど関係ないように思ってしまうところ。
ちなみに、エラボトックスの料金をスルーしてしまった理由として、1度のカウンセリングで複数の箇所を相談したことが大きいです。
同時に相談したのはフェイスリフトと頬の脂肪吸引、上眼瞼リフト。これらを合わせて200万円近くになりました。
よって、エラボトックスの16万円という数字が小さく見えてしまったという...。
そんな実体験からも、複数の箇所を施術するときこそ、一つひとつの料金をしっかり確認することが大切だと痛感しました。
まとめ:40代でエラボトックスを受ける価値は有り。ただし事前のリサーチも入念に!
いかがでしたでしょうか?
高須クリニックでのエラボトックス施術体験をご紹介しました。
注射だけでエラ張りが解消し、すっきりしたフェイスラインをめざせるエラボトックス。
手術の必要がないことからも、ダウンタイムが取れない人、美容整形が初めての人にピッタリな施術といえるでしょう。
とはいえ需要が高い施術だけに、提供するクリニックも星の数ほどあり、色々と迷ってしまうことも多いはず。
後悔しないためにも、料金や製剤などを事前にリサーチするのはもちろんのこと、疑問点があればカウンセリングでどんどん質問するのが大切だと感じます。
エラボトックスを検討している方にとって、この記事が少しでもお役に立てればうれしいです。